歯が抜けるとどうなる?
2025/12/06
歯が抜けるとどうなる?
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奥歯が抜けたまま放置するとどうなる?歯並び・噛み合わせへの影響とは
奥歯の大切な役割
奥歯(第一・第二大臼歯、親知らずを含むこともあります)は、次のような役割を担っています。
- しっかり噛めるようにする(咀嚼機能)
食べ物を細かくすり潰すことで飲み込みやすくし、消化を助けます。 - 上下の歯のバランスを保つ(咬合支持)
奥歯が支えることで、全体の噛み合わせや咬み合ったときの高さ(咬合高径)を保っています。 - 歯並びを安定させる
奥歯があることで、前歯も含めた全体の歯列が整い、ズレにくくなります。 - 顎関節の位置を安定させる
正しい噛み合わせは、顎の関節の負担を減らし良い影響を与えます
奥歯が抜けたまま放置すると起こる変化
- 隣の歯が傾いてしまう
歯は隣り合う歯と支え合っています。奥歯が1本抜けると、その両隣の歯が空いたスペースに倒れ込むように傾いてしまうことがあります。歯並びが乱れるだけでなく、噛み合わせにも悪影響を及ぼします。
- 噛み合う相手の歯が伸びてくる(挺出)
抜けた歯の向かい側の歯(対合歯)は、噛み合う相手がいなくなるため、徐々に下がってきます(挺出)。これが進むと、歯の根元が露出してしまい、虫歯や歯周病、歯を失うリスクも高くなります。
- 噛み合わせの高さが変わる
奥歯の支えがなくなると、噛んだときの高さが低くなりやすく、顔の下半分が縮んで見えるようになります。こうした変化は見た目にも影響を及ぼし、いわゆる「老け顔」の原因になることもあります。
- 前歯に過剰な負担がかかる
奥歯でしっかり噛めなくなると、自然と前歯で噛むようになります。しかし、本来、前歯は「切る」役割の歯ですので、無理な力が加わると欠けたり折れたりするリスクが高くなります。
- 噛み合わせが崩れていく(咬合崩壊)
歯の傾きや挺出が進行すると、全体の噛み合わせのバランスが取れなくなり、次第にほかの歯にも負担がかかります。結果として複数の歯がぐらついたり、抜けたりしてしまう「咬合崩壊」に至る可能性があります。