顎関節症について
2026/08/21
顎関節症について
気軽にお問い合わせください。
保険治療で治せます
あくびをしようとした瞬間に顎がコキッと鳴って痛みが走る──そんな経験が 続くと「病院に行くほどではないのか、それとも放置すると危ないのか」と迷 ってしまいますよね。忙しい日常の中で判断を先送りにしがちな顎の違和感こ そ、顎関節症(がくかんせつしょう)のサインかもしれません放置されやすい 背景には「我慢できるレベルの痛み」「忙しくて受診できない」という心理的・時間的ハ ードルがあります。しかし、軽症の段階で対策を取れば、治療期間は平均 6 か月→2 か月へ短縮し、医療費も約 70%削減できると報告されています。さらに食事や会話が スムーズになり、睡眠の質が向上するなど、生活全体にプラスの効果が広がります まずは下記の 5 つのセルフチェックで、ご自身の状態を具体的に確かめてみて ください。読み進めながら「当てはまる項目はいくつあるか」を数えてみる と、必要な対策が見えてきます。
① 噛むときに顎やこめかみに痛み・違和感がある
② 口を開け閉めすると「カクッ」「ジャリッ」といった音が聞こえる
③ 指 3 本(約 40mm)が縦に入るほど開口できず、無理に開けると痛む
④ 朝起きたときに頬やこめかみの筋肉が張っている、もしくは歯のくいしば り跡がある
⑤ 頭痛・肩こり・耳鳴りが顎の不調と同時期に出現または悪化した
顎関節は三叉神経(さんさしんけい)が支配するエリアに位置し、その刺激は 頭部や首・肩に関連痛として波及します。関節内で炎症が続くと自律神経が乱 れ、睡眠障害や集中力低下まで誘発されるケースも少なくありません。 顎 関 節 症 の定 義 と症 状 顎関節症とは、顎関節とその周囲の筋肉に起こる障害の総称で、日本口腔外科 学会では「顎関節障害(temporomandibular disorders: TMD)」という名 称で 4 つの病態に分類しています。1)咀嚼筋障害=筋肉性、2)関節円板障害 =関節性、3)変形性顎関節症=関節性、4)その他の顎関節疾患に分けられ、 これらが単独で発生する場合もあれば複合して現れるケースもあります。筋肉 性は長時間の歯ぎしりやストレスによる咀嚼筋の過緊張が主因、関節性は関節 円板のずれや骨の変形が主因となり、複合型では双方が同時に進行して痛みが 慢性化する傾向が強まります。
主症状の一つである痛みは「顎関節痛」と「咀嚼筋痛」に大別されます。例え ば朝起きたときにこめかみ付近がズキズキする場合は筋肉性が疑われ、片側の 耳前部だけが噛むたびに鋭く痛む場合は関節性の可能性が高いです。痛みの強 さは VAS(視覚的評価スケール)で 0〜10 のうち 4 以上が続くなら中等度、7 以上なら重度と判断され、受診推奨レベルになります。
二つ目の主症状は開口障害です。通常は縦に指 3 本(約 40〜50mm)が入る のが標準ですが、指 2 本未満(35mm 以下)しか開かない、もしくは開ける途 中で「ガクッ」と引っかかる場合は関節円板障害が進行している恐れがありま す。口を十分に開けられないと寿司やハンバーガーが一口で食べられず、外食 のたびにメニューを選び直すなど生活の質が目に見えて低下します。
三つ目の主症状は関節雑音で、代表的なのが「クリック音」と「クレピタス 音」です。クリック音は関節円板が前方に転位しているが骨変形は少ない段階 で発生し、食事中に周囲に聞こえるほどの「カクッ」という単発音が特徴で す。クレピタス音は骨変形が進んだ状態でジャリジャリ・ギシギシと連続的に 鳴り、雑音が半年以上続く場合は変形性関節症へ移行しているリスクが高まり ます。 副症状としてまず挙げられるのが頭痛です。こめかみや後頭部に広が る緊張型頭痛が多く、三叉神経経路を介した関連痛のため鎮痛薬が効 きにくいことがあ顎 関 節 の構 造 と役 割 顎関節は、下顎骨の先端にある丸い突起「下顎頭(かがくとう)」と、側頭骨 にくぼみ状に存在する「関節窩(かんせつか)」がかみ合う場所で、そこにク ッションの役割を担う「関節円板(かんせつえんばん)」が挟まった三層構造 になっています。さらに、この関節を動かすメインエンジンが「咬筋(こうき ん)」と「側頭筋(そくとうきん)」という二つの強力な筋肉です。咬筋は頬 の奥で上下の歯を強く噛みしめるときに働き、側頭筋はこめかみ付近から下顎 頭を引き上げて口を閉じる動きをサポートします。 ります。肩こりは咀嚼筋と僧帽筋が筋膜でつながっているため、噛み締めが続 くと肩甲骨周囲まで硬直が波及し、夕方に肩が重だるくなるパターンが典型で す。耳鳴りは鼓膜張筋や口蓋帆張筋の過緊張が内耳の圧バランスを乱すことで 起こり、「キーン」「ザー」という高周波音が断続的に聞こえると報告されて います。 関節円板は繊維軟骨という弾力ある組織でできており、下顎頭の丸み と関節窩のくぼみの形状差を埋める「スペーサー」として機能しま す。円板があることで下顎頭はまず回転運動を行い、その後に滑るよ うに前方へ移動するという二段階の動き(回転+滑走)をスムーズに 実現できます。この複合運動のおかげで、私たちは柔らかい豆腐から 硬いするめまで、食材の硬さを問わず効率的に咀嚼できるのです。顎 関 節 症 が引 き起 こす全 身 への影 響 顎関節症による痛みは顎周辺だけにとどまらず、頭痛や肩こり、めまいといっ た全身症状へと広がることが少なくありません。そのカギを握るのが顔面の感 覚を司る三叉神経です。三叉神経は、顎関節だけでなく側頭部、眼窩周痛みが 長期化すると、自律神経系にも影響が及びます。顎関節からの侵害刺激は視 床・大脳皮質を経由して辺縁系へ到達し、ここで情動ストレスと結び付きま す。囲、首筋など広範囲に枝分かれしています。顎関節から発せられた痛みの信号 は、この神経ネットワークを通じて脳幹の三叉神経核に集約され、そこから頭部や頸 部の感覚神経と情報を“共有”します。そのため、脳は本来顎が原因の痛みを「こめ かみが痛む」「首筋が重い」といった別部位の痛みとして誤認しやすく、関連痛(かん れんつう)が発生するのです。 肩こりやめまいも同様のメカニズムで説明できます。三叉神経核は内耳や頸部 の筋肉を制御する前庭神経核、脊髄副神経核ともシナプスを介して相互連絡し ています。顎関節周囲の慢性的な刺激が続くと、これら隣接核が二次的に興奮 し、肩甲挙筋や僧帽筋の過緊張、さらには前庭系の機能不全を誘発します。そ の結果として肩こりが慢性化し、体位変換時にふらつきや回転性めまいを感じ やすくなるのです。 交感神経が優位の状態が続くと、心拍数増加や末梢血管収縮が起こり、入眠時 にリラックスできず睡眠の質が下がります。自律神経の乱れはホルモンバラン ス、特にセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質にも影響を及ぼします。セロト ニンは痛みの緩和と気分の安定に重要な役割を担いますが、慢性的な顎関節痛は セロトニン合成を抑制し、痛みの閾値を下げてしまいます。この悪循環により「痛み→ 睡眠障害→ストレス増加→さらに痛みが強まる」というループが形成され、身体的な 症状が心理的苦痛へと拡大していきます。さらに、長期間の痛みと睡眠障害は抑うつ 症状を招くことが知られています。米国精神医学会の大規模調査では、慢性顎顔面 痛を持つ人は一般人口に比べてうつ病発症率が 2.3 倍高いという統計が示されまし た。痛みと気分障害は相互に増幅し合うため、放置期間が長いほど治療が複雑にな り、完治までの期間も延びてしまいます。
白いくま歯科では保険でマウスピース作成して悪化防止または音や痛みがなくなるま で治療します。また緩和治療としてガムマッサージやせいがんも行っております。気軽にお問合せください。
保険治療で治せます
あくびをしようとした瞬間に顎がコキッと鳴って痛みが走る──そんな経験が 続くと「病院に行くほどではないのか、それとも放置すると危ないのか」と迷 ってしまいますよね。
忙しい日常の中で判断を先送りにしがちな顎の違和感こ そ、顎関節症(がくかんせつしょう)のサインかもしれません。
放置されやすい 背景には「我慢できるレベルの痛み」「忙しくて受診できない」という心理的・時間的ハ ードルがあります。
しかし、軽症の段階で対策を取れば、治療期間は平均 6 か月→2 か月へ短縮し、医療費も約 70%削減できると報告されています。
さらに食事や会話が スムーズになり、睡眠の質が向上するなど、生活全体にプラスの効果が広がります まずは下記の 5 つのセルフチェックで、ご自身の状態を具体的に確かめてみて ください。
読み進めながら「当てはまる項目はいくつあるか」を数えてみる と、必要な対策が見えてきます。
① 噛むときに顎やこめかみに痛み・違和感がある
② 口を開け閉めすると「カクッ」「ジャリッ」といった音が聞こえる
③ 指 3 本(約 40mm)が縦に入るほど開口できず、無理に開けると痛む
④ 朝起きたときに頬やこめかみの筋肉が張っている、もしくは歯のくいしば り跡がある
⑤ 頭痛・肩こり・耳鳴りが顎の不調と同時期に出現または悪化した
顎関節は三叉神経(さんさしんけい)が支配するエリアに位置し、その刺激は 頭部や首・肩に関連痛として波及します。関節内で炎症が続くと自律神経が乱 れ、睡眠障害や集中力低下まで誘発されるケースも少なくありません。
顎 関 節 症 の定 義 と症 状
顎関節症とは、顎関節とその周囲の筋肉に起こる障害の総称で、日本口腔外科 学会では「顎関節障害(temporomandibular disorders:
TMD)」という名 称で 4 つの病態に分類しています。1)咀嚼筋障害=筋肉性、2)関節円板障害 =関節性、3)変形性顎関節症=関節性、4)その他の顎関節疾患に分けられ、 これらが単独で発生する場合もあれば複合して現れるケースもあります。筋肉 性は長時間の歯ぎしりやストレスによる咀嚼筋の過緊張が主因、関節性は関節円板のずれや骨の変形が主因となり、複合型では双方が同時に進行して痛みが 慢性化する傾向が強まります。
主症状の一つである痛みは「顎関節痛」と「咀嚼筋痛」に大別されます。
例え ば朝起きたときにこめかみ付近がズキズキする場合は筋肉性が疑われ、片側の 耳前部だけが噛むたびに鋭く痛む場合は関節性の可能性が高いです。痛みの強 さは VAS
(視覚的評価スケール)で 0〜10 のうち 4 以上が続くなら中等度、7 以上なら重度と判断され、受診推奨レベルになります。
二つ目の主症状は開口障害です。
通常は縦に指 3 本(約 40〜50mm)が入る のが標準ですが、指 2 本未満(35mm 以下)しか開かない、もしくは開ける途 中で「ガクッ」と引っかかる場合は関節円板障害
が進行している恐れがありま す。口を十分に開けられないと寿司やハンバーガーが一口で食べられず、外食 のたびにメニューを選び直すなど生活の質が目に見えて低下します。
三つ目の主症状は関節雑音で、代表的なのが「クリック音」と「クレピタス 音」です。クリック音は関節円板が前方に転位しているが骨変形は少ない段階 で発生し、食事中に周囲に聞こえるほどの「カクッ」という単発音が特徴で す。クレピタス音は骨変形が進んだ状態でジャリジャリ・ギシギシと連続的に 鳴り、雑音が半年以上続く場合は変形性関節症へ移行しているリスクが高まり ます。 副症状としてまず挙げられるのが頭痛です。こめかみや後頭部に広が る緊張型頭痛が多く、三叉神経経路を介した関連痛のため鎮痛薬が効 きにくいことがあ顎 関 節 の構 造 と役 割 顎関節は、下顎骨の先端にある丸い突起「下顎頭(かがくとう)」と、側頭骨 にくぼみ状に存在する「関節窩(かんせつか)」がかみ合う場所で、そこにク ッションの役割を担う「関節円板(かんせつえんばん)」が挟まった三層構造 になっています。さらに、この関節を動かすメインエンジンが「咬筋(こうき ん)」と「側頭筋(そくとうきん)」という二つの強力な筋肉です。咬筋は頬 の奥で上下の歯を強く噛みしめるときに働き、側頭筋はこめかみ付近から下顎 頭を引き上げて口を閉じる動きをサポートします。 ります。肩こりは咀嚼筋と僧帽筋が筋膜でつながっているため、噛み締めが続 くと肩甲骨周囲まで硬直が波及し、夕方に肩が重だるくなるパターンが典型で す。耳鳴りは鼓膜張筋や口蓋帆張筋の過緊張が内耳の圧バランスを乱すことで 起こり、「キーン」「ザー」という高周波音が断続的に聞こえると報告されて います。
関節円板は繊維軟骨という弾力ある組織でできており、下顎頭の丸み と関節窩のくぼみの形状差を埋める「スペーサー」として機能しま す。円板があることで下顎頭はまず回転運動を行い、その後に滑るよ うに前方へ移動するという二段階の動き(回転+滑走)をスムーズに 実現できます。この複合運動のおかげで、私たちは柔らかい豆腐から 硬いするめまで、食材の硬さを問わず効率的に咀嚼できるのです。
顎 関 節 症 が引 き起 こす全 身 への影 響
顎関節症による痛みは顎周辺だけにとどまらず、頭痛や肩こり、めまいといっ た全身症状へと広がることが少なくありません。
そのカギを握るのが顔面の感 覚を司る三叉神経です。
三叉神経は、顎関節だけでなく側頭部、眼窩周痛みが 長期化すると、自律神経系にも影響が及びます。顎関節からの侵害刺激は視 床・大脳皮質を経由して辺縁系へ到達し、ここで情動ストレスと結び付きま す。囲、首筋など広範囲に枝分かれしています。顎関節から発せられた痛みの信号 は、この神経ネットワークを通じて脳幹の三叉神経核に集約され、そこから頭部や頸 部の感覚神経と情報を“共有”します。そのため、脳は本来顎が原因の痛みを「こめ かみが痛む」「首筋が重い」といった別部位の痛みとして誤認しやすく、関連痛(かん れんつう)が発生するのです。 肩こりやめまいも同様のメカニズムで説明できます。三叉神経核は内耳や頸部 の筋肉を制御する前庭神経核、脊髄副神経核ともシナプスを介して相互連絡し ています。
顎関節周囲の慢性的な刺激が続くと、これら隣接核が二次的に興奮 し、肩甲挙筋や僧帽筋の過緊張、さらには前庭系の機能不全を誘発します。そ の結果として肩こりが慢性化し、体位変換時にふらつきや回転性めまいを感じ やすくなるのです。 交感神経が優位の状態が続くと、心拍数増加や末梢血管収縮が起こり、入眠時 にリラックスできず睡眠の質が下がります。
自律神経の乱れはホルモンバラン ス、特にセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質にも影響を及ぼします。セロト ニンは痛みの緩和と気分の安定に重要な役割を担いますが、慢性的な顎関節痛は セロトニン合成を抑制し、痛みの閾値を下げてしまいます。この悪循環により「痛み→ 睡眠障害→ストレス増加→さらに痛みが強まる」というループが形成され、身体的な 症状が心理的苦痛へと拡大していきます。さらに、長期間の痛みと睡眠障害は抑うつ 症状を招くことが知られています。米国精神医学会の大規模調査では、慢性顎顔面 痛を持つ人は一般人口に比べてうつ病発症率が 2.3 倍高いという統計が示されまし た。痛みと気分障害は相互に増幅し合うため、放置期間が長いほど治療が複雑にな り、完治までの期間も延びてしまいます。
白いくま歯科では保険でマウスピース作成して悪化防止または音や痛みがなくなるま で治療します。また緩和治療としてガムマッサージやせいがんも行っております。お気軽にお問合せください。